NPO法人日本教育再興連盟（ROJE）関西学生事務局小野さん(2018年度)

今回取材させていただいたのは、

NPO法人日本教育再興連盟（ROJE）関西学生事務局の小野夏実さんです！

〜プロフィール〜

【名前】　小野夏実

【所属団体】　NPO法人日本教育再興連盟（ROJE）

　　　　　　　2018年度放課後ボランティアcomp プロジェクトリーダー

　　　　　　　2018年度関西教育フォーラムプロジェクトマネージャー

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Q1.ROJEへ入会した理由を教えてください。

A.中・高校時代に「受動的な生徒とトップダウンの教育指導」に違和感を抱き、大学では実際に現場に入って現状を捉え直し「能動的な子どもの学びに寄り添う教育」の実現に向けた糸口を探りたいと考えていました。また、一方で大学卒業後の進路を見据えて、まずは「組織」という枠組みの中で自分自身がどれだけの価値を発揮できるのか試してみたいと考えていました。

そんな中、友人から「ROJE」という団体を紹介してもらい、新歓イベントに参加しました。そこで、ROJEで活動するメンバーと意見を交わし具体的な活動内容の紹介を受ける中で、自分自身の教育に対する考え方とそれに基づくさまざまなプロジェクトの活動に触れて「この組織なら『教育現場に入りたい！』そして『組織において自分がどこまでできるのか知りたい』という自分の二つの思いを実現できる」と確信して入会することを決めました。

Q2.小野さんの活動内容について教えてください。

A.この一年間は主に①放課後ボランティアcomp、②イベント企画VARY、③関西教育フォーラムの3つのプロジェクトにおいて活動しました！

活動内容は、①のプロジェクトにおいては地域全体で子どもが育てられるような環境作りのために、ボランティアとして京都の小学校で放課後の学習支援や一人親家庭の子どもを対象にした子ども食堂などに参加しました。また、ボランティアコーディネーターとして子どもの支援のために京都で働くボランティアを対象にした研修会の開催などを行いました。

②のイベント企画VARYにおいてはさまざまなテーマを設定し、教育関係者(学生・教員etc...)同士の「対話」を重視したイベントを開催しました。そこでは広告用ビラの作成やイベントで行うワークシート作成などを担いました。

③の関西教育フォーラムは教育界の著名人や有識者をお呼びして講演やパネルディスカッションを行うイベントです。そこでは演出班の統括として「イベントをより魅力的にするにはどういった構成がいいのか」という点も含めて考えながら活動していました。

Q3.ROJEにおけるご自身の成長や変化について教えてください。

A.変わったことは、主に二つあります。一つ目は自分が進んで行動していくには今目の前にあることではなく、その一歩先二歩先のことまたは他者の立場に立って俯瞰して考えなければいけないという意識を持ったこと。

そして二つ目が、特に「教育」「子ども」というデリケートな問題にアプローチするにおいては自分たちの活動を常に「良い」と考え取り組むのではなく、批判的に見つめ検討するという姿勢をもつようにしなけらばならないという意識を持ったこと。これらは当たり前のことのように思いますが、これまで比較的受動的な活動しかしてこずROJEに入って初めて自分自身で考えを構築し、他人を巻き込んで行動するということになった自分にとって、常に注意し持ち続けなければならないものだと考えています。

Q4.ROJEを辞めずに続けられた理由を教えてください。

A.多少忙しさを感じてしまっても、各人また各プロジェクトがそれぞれ問題意識や理念やビジョンなどを明確にし活動しているので活動意義を見失うことがないから。

Q5.どのような人にROJEをオススメしたいですか？

A.「教育教育に対する問題意識を持っていてその解決を図りたいけど、何から初めていいかわからない…」「実際に教育現場に入って活動をしたい…！」「教員や専門家の方と繋がりたい！」という思いを抱いている方は、ぜひROJEに入会してほしい！ROJEのメンバーはみんなそのような思いを抱いて入会し、実際にそれらの思いを日々のROJEでの活動を通して解決・実現しています。活動の幅が多様なROJEだからこそ、あなた自身の思いに即した有意義な活動が可能です！！